ラ・リュンヌ 2021 / ラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエール
ワイナリー:ラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエール
生産地:フランス / ロワール
品種:シュナンブラン
タイプ:白
栽培:ビオディナミ
【ニコラ・ジョリーと双璧をなすロワールビオディナミの使徒】
ロワールにおけるビオディナミの伝道師といえば二コラ・ジョリーが筆頭に挙げられますが、サンソニエールのマルク・アンジェリもニコラと共に世界にビオディナミの力を伝えた重要人物です。
マルク・アンジェリの名刺代わりとえる、エントリーレベルのシュナンブラン。
※以下、ラシーヌ様情報
ラ・リュンヌ
品種:シュナン・ブラン100%
植樹:1967年~2012年
位置:標高80m、南南西向き
土壌:砂質
醸造:木樽で醗酵。木樽で15ヵ月間の熟成
三日月形の細長い畑と、複数の小さな区画のをブレンドしたシュナン・ブラン。
サンソニエールの名刺代わりとえる、エントリーレベルのシュナンブラン。
生産者について
1989年の創業時からビオディナミを敢行。当主のマルク・アンジェリは、ニコラ・ジョリーらと共にビオディナミの最重要啓発グループ「ラ・ルネッサンス・デ・アペラシオン」の中核メンバーとして、世界にビオディナミの力を伝道した使徒の一人である。コトー・デ・レイヨンとボヌゾー、計7haからスタートした畑は、現在10ha。その土は活き活きした精気にあふれ、畑に立つだけで心が落ち着くほどの生命感に包まれる。生産の中心はシュナン・ブランで、フシャルドは1975年植樹、ブランドリは1949年植樹の古木。収穫量はロワールが豊作に沸いた2015年の、比較的若木を含むラ・リュンヌさえ23hl/haに抑制した。そのワインは、無限の多層性あるエキス感と、まるで宙を舞うかのような軽やかさと端正さを併せ持つ。まさにヴァン・ナチュールの精髄であり、神聖さすらたたえている。
2016年にはアルザスやジュラで責任者の立場でワイン造りに関わり、またマルクとはルネッサンス・デ・ザペラシオンでの活動を共に行う同志でもあるブルーノ・チョフィが加入。しかし2018年にマルクの息子のマルシャルがドメーヌへと戻ってきたことで、親子でのワイン造りへと移行した。現在、伝統と感性の継承中である。