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2022/02/16 07:00
【フリウリの伝説的人物ラディコン】
イタリアのナチュラルワインで絶対に外せない人物「ラディコン」
数々の革命を起こしてきた、もはや説明不要の伝説的な造り手であり、常識をぶち壊すとてつもないパワーをもったワインを生み出しています。
2016年9月10日に永眠されたあとは、2006年からワイナリーに参画していた息子サシャが当主に。
お母さまと共にスタンコ ラディコンの意志を引き継ぎ素晴らしいワインを生み出しています。
・メルロー(500ml) 2004
品種:メルロー
ヤバすぎるこのワインは…
長期熟成からくる圧倒的存在感のアロマ、枯葉、腐葉土、キノコ、紅茶、複雑さの極み。
タンニンは完璧に溶け込み、口の中でホロホロとほぐれていきます。
メルローならではの柔らかさが本当に心地よく、熟成を経たワインの妖艶さを存分に味わうことができます。
今がピークと思える美味しさで、雰囲気的にはそろそろ折り返し地点に差し掛かっているかなという印象です。
ご購入くださった際は、配送での揺れを考慮し、数週間休ませて頂き、早めに飲んで頂けますと最高のパフォーマンスを発揮してくれると思います!
本当に美味しい!
・スラトニック 2019
品種:シャルドネ、フリウラーノ
樫の開放醗酵槽にて8~10日間のマセレーションとアルコール醗酵(期間はヴィンテージによって異なる)、圧搾後2500~3500リットルの大樽にて12か月間醗酵の続きと熟成を行い、ステンレスタンクで数か月休ませ、瓶内で2か月間熟成を行いリリースされる。二酸化硫黄は瓶詰め時に少量のみ添加。
・シィヴィ 2019
品種:ピノ グリージョ
樫の開放醗酵槽にて8~10日間のマセレーションとアルコール醗酵(期間はヴィンテージによって異なる)、圧搾後2500~3500リットルの大樽にて12か月間醗酵の続きと熟成を行い、ステンレスタンクで数か月休ませ、瓶内で2か月間熟成を行いリリースされる。二酸化硫黄は瓶詰め時に少量のみ添加。
・ピニョーリ 2009(500ml、1,000ml)
品種:ピニョーロ
ピニョーロは「小さなことにこだわる」「面倒な、厄介な」という意味のブドウ品種で、アメリカの台木になじまないため栽培が難しく、粒が小さく、酸っぱく、タンニンが強いためワインとなってからもバランスがとれるまでに膨大な時間を必要とするワインとなります。
ワイン名のピニョーリは、ピニョーロの複数形で、ブドウだけでなく造り手自身も厄介なヤツという意味で、スタンコのお茶目さが出ている。正式にリリースとなったのは2004年ヴィンテージから。
・オスラーヴィエ(1,000ml) 2013
品種:シャルドネ、ソーヴィニョン
元々単独で瓶詰めされていた国際的な品種(シャルドネ、ソーヴィニョン、2007年まではピノグリージョ、2000年まではフリウラーノも)を混醸したワイン。
オスラーヴィエは、彼らのワイナリーがある村の名前オスラーヴィアのスロヴェニア語表記。Sラインの生産量が増えオスラーヴィエの生産量が減ったこと、フオーリダルテンポが2007年以降生産しないことによって、セレクションしたシャルドネとソーヴィニョンを全てオスラーヴィエに使うことになった。